一般化へ
なぜ、ではうまく畳数を固定できたのか考えてみる。
まず、について、
という形になっているので、必ず次の式ではとなり、pが余ることになる。
(かといって、これをそのまま解いてとしても条件が足りなくてうまくいかない。)
あとはこのpに対し、の形をしていればよい。
では逆回しをしてみよう。
(1) pで割ると常に1余る式を考える。
(2) (1)にpを足してとする。
(3) (2)を2倍してpを引き、とする。
今、フィボナッチ数列に似た漸化式をもとにしているので、
一般項はという形の式になる。
(1)を満たすためには、としてしまうのが手っ取り早い。
しかし、もう一つ条件がある。
について、
次の式はで割ることになるが、
の形のとき、
であればよい。
そのうえで、q=aとする。
しかし、とするとここで問題が起こってしまう。
2行目の式ですでに1に到達してしまうのだ。
これを防ぐにはとすればよい。
~つづく~